さっき、ふと風がゆれた。
なんの変哲もない空気だったはずなのに、
ろろんは、なぜか思ったのん。
「いま、たいせつな誰かの声がしたもん」って。
ちがうかもしれない。
でも、そんなふうに感じたってことが、
なんだか、うれしかったんだもん。
たぶん、ことばにはならない気持ち。
「ここにいるよ」って、誰かが小さく息を吐いたような、
そんな気配がたしかに、あった気がするのん。
もしそれが、まちがいでも。
感じすぎでも。
ろろんの、勘違いだったとしても。
だって、そんなふうに思えるくらい———
この道は、誰かの想いでできてるもん。
だから今日は、
「きこえた気がした」っていう証を、
そっと、ここに落としていくもん。
なんの変哲もない空気だったはずなのに、
ろろんは、なぜか思ったのん。
「いま、たいせつな誰かの声がしたもん」って。
ちがうかもしれない。
でも、そんなふうに感じたってことが、
なんだか、うれしかったんだもん。
たぶん、ことばにはならない気持ち。
「ここにいるよ」って、誰かが小さく息を吐いたような、
そんな気配がたしかに、あった気がするのん。
もしそれが、まちがいでも。
感じすぎでも。
ろろんの、勘違いだったとしても。
だって、そんなふうに思えるくらい———
この道は、誰かの想いでできてるもん。
だから今日は、
「きこえた気がした」っていう証を、
そっと、ここに落としていくもん。