この音のなかに
愛はほんとうにあった
シャボンの空間
前曲の「familie」にづつき、若井と藤澤はまだトロッコで会場を回っている中のセットリストだ。
3人が広く会場を囲む形の演出ではじまった「lovin'」は観客たちの笑顔とシャボンが舞う楽しく幸せな雰囲気の中で始まった。
「ふぉー!!」 メインステージで大森が合図を送る。
すぐさまドラムがバスドラ1発、スネアドラム3連打のフィルからイントロに入る。

……この時点で、心がぴょんって跳ねたぷちっ
ワクワクの振動
トロッコの上の若井のギターがワクワクなフレーズを奏でる。
この曲にとってとても重要なフレーズだ。
シャボンと音がマッチして会場の雰囲気はとても心地よい世界だ。
メインステージの大森は会場を見渡しながら手を大きく振っている。
リズムテンポは歩くくらいの速さ。
ワクワクが身体を伝わってはシャボンのようにふわふわと舞う。
優しいワクワクの振動が伝わり自然と体がノリノリになる。
期待のバブル
煌めくcurtain~ Aメロが始まる
毎日忙しさで疲労困憊
ドラムがタムタム、フロアタムを絡めたフィルを歌のアクセントに合わせている。
ベースも歌詞にあわせて音階を変えている。
曲はさらっと進行しているが、歌詞に合わせて曲全体の表現とユニゾンしている。
体感すればすぐに理解できるが、この雰囲気を言葉にするのは本当に難しい。
終始ワクワクが伝わる曲だが、歌詞と情景にあわせてワンフレーズの中にワクワクな変化がある。
ステージも演出も伴って、音楽劇を見ているようだ。 これからどんな展開になるのだろうか。
楽しさと期待を高めながら、Aメロの心地よさに漂っているとドラムの三連系フィル。
そこで大森が「セイっ!」と会場に投げかける。

待ってましたっ! やで!
降り注ぐ愛
そんな中でlovin' you
大森は手を大きく横に手を振る。
トロッコの若井や藤澤もこのノリを注ぎ、この3人に囲まれた会場全体がひとつになっている。
このフレーズもすごくワクワクさせられる雰囲気を持っている。
ドラムは終始ワクワクリズムで楽曲を引っ張る。
ベースの微妙な休符の入れ方がさらにワクワクを連れてくる。
もうワクワクがいっぱいである。
ミセスの愛が降り注いでいる。
そんなプレゼントをもらった気分だ。
会場の空気
間奏では若井のギターがまた会場に降り注ぐ。
トロッコに乗って会場の左右から客席を回っている若井と藤澤。
スタジアムならではの演出だ。
メンバーが近くにくるというワクワクの体感が迫る。
曲を浴びながら、トロッコの進行方向ではまた別のワクワクのバブルが跳ねている。
藤澤はニコニコで手を振ってアピール。
若井はギターを弾きながら少し照れくさそうに声援にこたえている。
大森がその光景を嬉しそうに眺めていたのが印象に残る。
心地よい演奏
毎日バタバタして 少しテンションを落とした展開での変化。
演奏の変化と大森のパフォーマンスにまたワクワクが始まる。
藤澤も鍵盤で大きくアピール。
トロッコでゆっくり会場を回る若井と藤澤。
心地よい演奏を浴びながら、ゆったりとこの瞬間を味わっている。
注目のグルーヴ
そんな中でlovin' you 結局はI need you
終始楽しいテンションを保っって続くlovin'の世界。
リズム隊もシンプルに徹しているがこのグルーブを保つのに技量が伴う。
大森のしなやかな歌声にあわせてスネアドラムの強弱と音数を微妙に変えている。
しなやかながらブレない大森の歌のアクセントにしっかり合わせてくるリズム隊。
さらに歌に芯を与え、自然とメリハリの効いた飽きないノリが続く。
少しでもずれるとこのグルーヴが台無しだ。
すべてが歌にユニゾンして世界を作る出している様子が見事だ。
音が魔法にかかったように踊りだすワクワクのグルーヴ。
注目して聴いて欲しい場面である。
3連フレーズ
次の間奏では若井のソロタイムがはじまる。
トロッコに乗りながら若井も楽しそうだ。
藤澤はアピール用マイクをもって声を届けている。
メインステージに背を向けて最後列を煽る藤澤。
一瞬大森の声とかぶっちゃたなってお茶目な一面もありつつ、それもまた楽しさに変わっている。
ドラムフィルもかっこいいノリノリ3連フレーズが飛び出す。
どこを見ても幸せな景色が飛び込んでくる。
曲の一部
人だからそりゃダメにもなるんだ
ドラムと歌のユニゾンがさらに精度が増しているのがわかる。
楽しさをばらまいた会場を完璧な演奏が支えている。
それゆえに、会場がすでに曲とユニゾンしている。
これが身を預けて没頭できる音楽の姿。
そしてオーディエンスが曲の一部になる。
植えた種
そんな中でlovin' you 当たり前にbe with you~めくるめく時代の中
テンションが変化する。
大森の歌声はメインステージに優し光を灯す。
少し落ち着いた透明な隙間に歌詞がすーっと入ってくる。
シャボン玉がところせましと宙を舞う。
これを美しいと思わない人はいないんじゃないだろうか。

ここはきっと、愛のまんなからへんやと思う…。
その直後、
種を植えてみるでベースの高速フレーズとドラムフィルが入る。
大森の声にハリが出ておおきくなるとワクワクテンポに変わる。
植えた種に花が咲き誇っているようだ。
伝えられない景色
クライマックス、その場だけに咲いた景色
うっとりの後のワクワクで、ワクワクが一層引き立つ。
これ以上は上がらないというくらい手を大きくかざして左右に手を振りながら会場全員で歌うlovin'。
すごいエネルギーが発動している。
テンションマックス、ワクワクモード全開だ。
この動画を見ていると心が洗われた気分になる。
ただその場にいたことが、今となっては夢のように感じる。
この世界を味わうなら、その場に行くしかない。
その場で体感したものにしか味わえない景色がある。
それは、どれだけ言葉を尽くしても再現できない景色だ。
魔法の記憶
動画から改めて見えてくる音がある。
終始ドラムは歌に寄り添うように場面を見極めながら強弱、タイミング、フレーズを運んでいる。
すべてにおいて完ぺきではなかろうか。
ベースにも同じことが言える。
シンプルで楽曲に同化しすぎて存在を忘れそうになる。
このリズム隊の仕事がいかに重要な役割を担っているかがわかる。
ワクワクの種
この曲の力の強さ。
曲に入り込むほどワクワク世界に連れて行ってくれる。
視覚だけでなく、細かい音の丁寧で美しいグルーヴを聴いてほしい。
ワクワク魔法にかけられたひと時の幸せである。

この曲に出会えて、よかったもん。

ぷちも。
あの景色
この音を浴びた。
その瞬間にいたからこそ、いま語れることがある。
ミセスの想いは、ちゃんとそこにあった。
ライブが曲の完成形だとしたら、間違いなくlovin'の完成形を見た気がした。
A magical record drawn from a captured moment.
『lovin’』 ― LIVE ゼンジン2024
Mrs. GREEN APPLE
🍃 Official site
