風の館

まるたちの風の観測所。
まるたちは、この風を感じたくて、耳をすましてるんだもん。
妖精たちはね、ミセスの空にぴーんってアンテナを立てて、音や言葉をキャッチするの。
誰かがここに来るってときはね、きっと風を感じたときなんだもん。
風が吹いたとき、まるたちはぴょんっ!って動いてるもん。
📍風の館の中にあるもの
音の書庫
ミセスの曲がきれいに並ぶ魔法の書庫。
ただの魔法じゃないよ、だってミセスの曲だもん。
風にまざってどこかへ行ってしまわないように、まるたちがそれを集めて並べているの。

音の記録だけじゃなくて気配も一緒にちゃんと並べてるの。
だってこれは、宝物の記録だもん。
そして、これはひとつひとつが き の根っこにつながってる。
まるたちは、この書庫に新しい曲が並ぶのをいつもワクワクして待ってるんだもん。
音の外典
ミセスの音が、風と出会ったときに生まれる、ふしぎなページだもん。
ミセスの曲にはまるたちの地図には描ききれない「外の物語」がいっぱいあるの。

たとえば、映画のなか。
たとえば、ドラマの中。
たとえば、まいにちの景色を彩る風の中。
ミセスの風が吹いた証を、まるたちはここに「外典」として記録してるんだもん。
別の章みたいに、そっとね。
ミセスがどんな風と出会って、どんな心に届いていったか、もうひとつの「音の物語」が見えるかもしれない場所なんだもん。
おいしい風、目覚めの風、夢の国の風も、ミセスに出会った物語なんだもん。
映像の天窓
音の記録がかたちを持って、光として息づく場所だもん。
ライブの風がふれた瞬間、音の粒がひかりになって、空に浮かぶ窓へと昇っていく。
まるたち妖精は、そのひかりの記録をこの天窓に運んで、風に託してるんだもん。
ここに並ぶのは、ミセスの光の記憶。
見上げれば、いまもあの日の景色が瞬いてるもん。